おぐにビーフでは小学生の社会科見学もやります!(北斗市谷川小学校)

おぐにビーフでは、子供たちが牛づくりに興味を持ってもらえるように、小学校の見学を受け入れています!

おぐにビーフは食べるための牛肉を作る畜産業です。牛乳を生産する酪農家と違い、食べるための生き物を育てるということで、必然的に生命と向き合うことになります。

みんなの食卓や給食に出る肉はこんな風に育てられていて、食べるときに少しでもありがたさや尊さを感じつつ、おいしく残さず食べてもらいたいと願っています。

さて、今回見学に訪れたのは北斗市の富川に位置する、北斗市立谷川小学校の3年生の生徒19人です。

しっかりとあいさつをしてもらって見学がスタート!

社長が引率します。結構うまいんです。こういうの。

牛舎に入ると、やはりにおいが気になるようです。しかしそれが生き物を育てるというもの。

目の前で見る牛の大きさに、女の子は特に怖がっている様子。

さて、最初に、一輪車(通称:ネコ)いっぱいに積んだワラを「牛に食べさせてもいいよ!」と子供たちに促します。

「え~~~!?」「こわい~~!!」という声が上がりますが、最初に好奇心の強い男子が、恐る恐る先陣を切って牛の顔の前にそっと差し出します。

その様子をうかがっていた女子もそんなに間を置くことなく、最初は悲鳴が混じっていた子供達の声が、次第に歓喜の声しか聞こえなくなっています。

もう誰もにおいなんて気にしてない。

我先にと牛のところに向かい、用意していたワラが、ものの数分で無くなりました!

「もうワラ無いの?」とぜんぜん物足りない様子。エサやりって意外に中毒性あるんですよね。

しかし、そこはさすが自由な発想の子供たち。牛舎の周りの草を抜いてきて「これやってもいい?」と聞いてきます。

「少しならいいよ」と答えると、全員一斉に周りの草を抜きに行きだし、楽しそうに与えていました。

その後は、みんなを集めて、じっくり牛を観察してもらいます。

牛の胃が4つあるヒミツや、なかなか貴重な牛の歯を子供たちに見てもらいました。

牛に触れる体験もしています。エサをやって馴染んだもんだから、この頃は警戒心なんて全然ありません。

トラクターでの飼料を与える実演も子供たちに見てもらい、機械のできることも知ってもらいます。

ここで最後の質問タイムとなりますが、ここに来るまでけっこう時間がかかってます。

子供たちがエサやりをやめたがらない!(笑)

すごく楽しいようで、こちらとしても未来の畜産農家の育成につながればいいなという思いで喜ばしく見てました。

さて、質問タイムですが、さまざまな質問が飛び交います。

牛の寝る体制や、角のこと、名前のこと、お金の話まで!多様な質問に丁寧に答えます。

最後に社長から、食べる生き物を育てることに対する仕事の誇りや、生命の尊さ、食べ物を残すことの悲しさなどを真剣に伝えます。

子供たちも真剣な表情で聞いてくれていました。

次は、牛肉直売店舗の方へ移動します。が!まだ「エサやりたい!」と訴える子供多数!(笑)

牛肉直売店舗内に子供たちを案内しましたが、入るなりショーケースに展示している牛肉を見て、「うまそ~!!」の声が上がっています。

さっき生きた牛を見たばかりなのに、ブロックになった牛肉を見てそう思えるのは頼もしい限りです。

切り分けられ、ブロックになった肉を部位別に何個か見てもらいます。

10㎏を超すソトモモなどは歓声があがり、みんな触りたがります。

ブロックごとの金額も明かすと、一つ一つ感嘆の声が!(先生からも笑)

そして、今度は親と買いに来てねと営業も忘れずに(笑)

最後は全員で記念撮影。

みんな終始楽しそうな表情をみせてくれていました。

子供たちはこういった経験を通して、食に対する意識が少しでも良くなってくれればうれしいです。

さて、当日は函館新聞さんの取材も入っていただきまして、6月25日の朝刊に掲載されています。

おぐにビーフではただ牛を育てるだけではなく、このような活動もしています。

子供たちに伝えたいことはまだまだ尽きません。機会があればこういった活動はこれからもやっていこうと思っています。

追記

今回見学に来ていただいた谷川小学校3年生の一人一人から感想を書いたお手紙をいただきました!

えさやりが楽しかったという感想が多くてこちらとしても喜ばしいことです。

次は保護者にお願いしてw「おぐにビーフ」を食べてみてね(笑)